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安倍自民党よ!戦前に戻すなら、徹底して戻せ! [社会批評・評論]

 最近、「産めよ増やせよ」という言葉を、久しぶりに聞いて、政府与党のうろたえぶりを笑う前に、いまの政府を構成する“思想の連鎖”が反応しているのだなと実感した次第である。私自身の“思想の連鎖”は、安倍首相がどうしてもなし遂げたい憲法改定の核の部分とは、徴兵制であるべきだし、例の“子供は最低2子”発言に対しての核の発言とは、昔のような一家の主の賃金制度に戻せでなければいけないし、いじめ問題での核の反応とは、女は教育に口を出すなであり、ついでに、中学校の運動会に棒倒し、騎馬戦を復活させろということも、言っておかないといけないと思う。さらに、防衛庁が防衛省に昇格したことを記念して、自衛隊の“悪の温床”になってきた調達部隊を再編し、防衛大臣の直轄で、文字通りのシビリアンコントロールを実施すべきと思う。もちろん、戦前のような軍隊として自衛隊が機能する以上、現場の自衛隊幹部が地元の議会へ進出するなどもってのほかであり、選挙などで上司が特定候補を推薦する“政治活動”も.部隊長の責任で取り締まるべきである。ましてや、自衛隊や防衛庁のOBや上司が選挙に口を出し、あたかも選挙も業務の一環であるかのような圧力を隊員に与えるのは明確な憲法違反であることを、政府与党は公式に表明しないといけない。
 まず、政府の“思想の連鎖”は、本質的にウルトラ・タカ派である安倍首相に対する連鎖として、総理の盟友である柳沢厚労相が“産めよ増やせよ”を提起するなら、やっぱり最低2人だろうとブチ上げたのである。無論、これは安倍総理の「一家の主は残業ばかりやらずに、早く家に帰りなさい」という、夕方の子供向け放送みたいなメッセージに呼応している。もっとも.このメッセージは、首相として世の働きバチたちの家庭の幸せを祈ってのものではなく、単に産業界が残業代を払わなくてもいいような土俵を作ろうとしたに過ぎないのだが。そして、問題は“子供は2人”発言ということになる。どうして、2人なんだろうか?この誰でも、ふと思う疑問に対し、ジャーナリストやメディアの“識者”たちが、分析しようとしないのが、これまた不思議であった。総理の盟友たる人物が、総理の援護射撃をするのに、単純に常識的な判断で話をすすめるわけがないと、私は思う。そして、さらに不思議なのは、野党の女性議員をはじめとして始まった柳沢労厚労相への“辞めろコール”の中で、誰もこの“2人発言”の分析をしていないことだった。だから、なぜ、この“2人発言”が悪質なのか、世間に浸透しないうちに、“辞めろコール”が終止符を打たれようとしているのである。本当に、バッカじゃねーの、と思う次第なのだ。
 子供は、どうして2人でないといけなかったのか?小泉政権から安倍政権に引き継がれた、この間の一連の政治の流れを観察し、野党の立場だったら、来るべき社会や国家がどういうものかを考えれば、この“2人”という数字の意味がわかるはずなのにねー。つまり、2人という限定が意味するのは、1人であっては絶対にいけないわけで、その原因を突き詰めれば、“長男、長女しかいない社会”に、やがてなるのは絶対にマズイという施政者としての意志ではないのか。私は、この一連のブログの中で、ことあるごとに、戦争の態勢と徴兵制の不可欠な関係、憲法改定を言いながら徴兵制を口にしない矛盾を指摘してきたつもりだが、“戦争の態勢”にとって“長男、長女しかいない社会”は、実に矛盾するのである。その理由は、いくら徴兵制が実現して、自衛隊に人材が安定供給されたとしても、長男、長女ばかりでは、いざという時に役に立たないからだ。それは自衛隊が、従来から、長男には前線の演習など、危険な業務が多い部署には就かせないことを旨としているのをみても明らかだろう。つまり、人事部とか調達とか、現場とは遠い部署に、長男が配属されるケースが多いのだ。そして、いざ戦争が始まれば鉄砲玉的な扱いを受ける現場の部隊では、日頃の業務が演習なので危険も多いから、次男以下が圧倒的に多いということだ。もし、イラクのように、日本と直接関係ない理由で“参戦”せざるを得ないケースが、今後は増えるだろうが、「美しい国」イコール戦争ができる国と考えれば、将来のあるべき日本の姿は、2人以上の子供がいる家庭によってのみ可能なのである。
 だが、安倍内閣の面々は、あまりにも短絡的に“理想”を語り過ぎてしまったような気がする。なぜなら、柳沢厚労相が“子供は2人”と断定的に主張するわりには、柳沢厚労相を実質擁護する安倍首相も、若い夫婦が2人の子供を育てるための手立てを講じる政策を具体的に打ち出していないのだ。例えば、2人の子供が同時に保育園に通う場合、20代後半の夫婦がいくら生活費を必要とし、毎朝どういう行動を要求されるのか、給料も含めて何の国家的なフォローもされていないのが現実ではないのか。この問題を解決する方法は、ただ一つ、昔のように、男女の賃金格差を大幅に“拡大”することしかないのだ。20代の夫婦に、共稼ぎを止めさせ、その夫に妻のパート賃金程度の稼ぎの上積みを最低保証しないと、若い夫婦が2人の子供を育てることは不可能だから、いまのままでは、柳沢厚労相の発言の正当性を認めるわけにはいかないと思う。柳沢発言のアナクロ性の大元を突き詰めれば、やはり、安倍首相が自ら掲げた「美しい国」のイメージに行き着かざるを得ない。つまり、安倍首相の「美しい国」とは、“美風”とか“美徳”などの言葉で括られる“昔の日本”ではなかったのか、と思わざるを得ない。それほど、昔の“佳き日本”にこだわるのなら、いっそのこと、教育なども、父母会なんて言わずに、“父兄会”に戻し役員も男だけにして、中学校の運動会でも棒倒しや騎馬戦を復活し、男らしい日本男児を育成していくべきだろう。
 それらがイヤなら、ここは“改心”“懺悔”し、現代の風潮にマッチする完全な個人主義を基盤にした民主主義の社会を目指していただきたいものだ。無論、子供なんて(!)、産みたい者が生めばいいではないか。そして、他人の子供でも、無論、外国人の血筋が混じっていようとも、国民みんなが優しく育てていく新しい日本のグローバルな美風を作っていくべきだろう。そう言えば、子供の“生産”を金に変えるのがうまい政党が与党にはいるが、それはそれで一つの卓見か。


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 勝俣一生  永井  塚林弘樹  奥田 

安倍昭恵容疑者 大分旅行    

   安倍首相の晋型コロナ対策が世界中で話題に!!

韓国の真似はしたくないという理由で検査を絞り、あっという間に医療崩壊
医療資材枯渇し、市民から雨合羽の寄付を募る
460億円かけて全世帯に虫入り不潔マスク2枚を配布
牛肉券とキムチ券の配布を検討
安倍友 検査否定派トップの元大阪市長が平熱なのに、特例でPCR検査をしてもらう
政府による自粛要請中に、安倍昭恵容疑者がカルト組織80人と大分旅行
ランサーズを使ったネット上での宣伝工作  費用は税金から





西尾幹二 「安倍晋三は戦後最悪の首相」「膿を出し切ると言ってるが自分が膿」「昭恵夫人は白痴」
遠藤誉 「晋型コロナ、パンデミックの真犯人は安倍晋三」 武藤正敏「新型コロナでも隠蔽、改竄、デマ拡散が横行する安倍政権」
安倍肺炎 韓国 安倍昭恵容疑者 消費税 パンデミック オーバーシュート 財務省 読売朝日毎日産経日経 DAPPI DAPPUN 安倍の下痢 アメリカ 中国

安倍晋三容疑者の隠蔽工作が裏目に出て、大都市中心に感染者が増えてしまう 全国各地で医療崩壊の危機!
検察庁法改正案 黒川弘務 アビガン レムデシビル 憲法改正 緊急事態宣言 mimandia300 ランサーズ 秋好陽介 捏造 犯罪 隠蔽 賄賂 安倍 武漢 研究所 トランプ
 日本中でコロナへの警戒が増す中、安倍昭恵がカルト組織(代表 松久正)と呑気に大分旅行  昭恵容疑者が新たな感染源になっているとの指摘も!

小川榮太郎が安倍首相のコロナ対策に苦言を呈する 「いいかげんにしろドケチ首相! 安倍晋三がただのバカだと分かった」
福家良太 「日本は検査するだけで医療崩壊するアフリカ並の後進国。 封じ込めに成功した韓国に検査をお願いしろ。 ランサーズに騙されるな、あいつらは安倍から金を貰ってる」
米政府関係者「検査妨害、コロナ肺炎死亡者数改竄、専用病棟建設拒否! 隠蔽 改竄の常習犯、安倍晋三容疑者のゴマカシ路線は事態を悪化させている。 我々が離れるとき日本は焦土化するだろう」


by  勝俣一生  永井  塚林弘樹  奥田  (2020-05-13 19:10) 

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